2009年3月19日木曜日

YMCAで・・・母と娘

9才前後の女の子とお母さんが エアロビのクラスにいました。
クラスは 大人用ですが 子どもを連れて来る人も時々います。

女の子は 一番後ろで 運動していました。
お母さんは 数メートル前が 広く空いていたのでそこに来るように その女の子に何回か伝えました。女の子は 気が乗らない様子で 後ろで運動を続けています。女の子の前に居た 中年の女性がそれに気づいて 自分の場所を譲りました。お母さんにうながされて 女の子は 数歩前に進みました。

次に お母さんは 娘が長袖の上着を着たまま運動していることに気づきます。そして何か言いながら お母さんが 娘の上着を脱がせました。
しばらくすると女の子は 上着を取って また身に着けました。
私は微笑ましく思って見ていたので 私と顔が合うと彼女も笑いました。

更に 運動が進むにつれて お母さんは 娘の足の開き方が足りないと注意します。
娘が言うことを聞かないので お母さんは娘の足をつかんで 開かせました。

1時間のクラスの中で 何度もこのような出来事がありました。

ここで見られるのは 親子のいわば「権力闘争」です。

自分が正しいと信じる方向に娘を導きたいお母さん、自分の思いがそれと異なっていて従いたくないことを表明し始めた娘さん・・・思春期の始まりですね。

ふと別の親娘(女の子・7~8才)を思い出しました。
今日は 参加されていませんでした。
お母さんは クラスの間ほとんど娘さんには話しかけません。
女の子は 運動に参加したり 持ってきた本を読んだりして過ごしています。
回数が重なるにつれて お母さんの隣で運動する時間が増えてきました。